結婚指輪の鍛造と鋳造の違いって?
結婚指輪の製造方法には『鍛造(たんぞう)』と『鋳造(ちゅうぞう)』の2つございます。
それぞれに特徴があり、耐久性や仕上がり、価格に差が出ることがあります。
鍛造
特徴
・金属を叩いて圧縮、成形する方法
・金属の密度が高く、硬くて丈夫
・傷や変形に強く耐久性が高い
・職人による手作業や高精度な機械を使用
非常に高い強度と耐久性があり、長年使っても変形がしにくい。
ただデザインはシンプルなものが多く、繊細な模様などは難しい。
一般的に価格も高くなるとされています。
鋳造
特徴
・溶かした金属を型に流し込んで成形する方法
・複雑なデザイン、装飾がしやすい
・一般的に多くのジュエリーブランドで使われている
デザインの自由度が高く、繊細なデザインにも対応ができる。
鍛造に比べて金属の内部に気泡や空洞ができることがある。
どちらが良い、どちらが悪いとかではありません。
結婚指輪に正解というのはもちろんありません。
・一生着ける指輪だからとにかく丈夫で長持ちしてほしい
・変形の心配がないものを選びたい
・シンプルなデザインで十分
耐久性・機能性・実用性を重視する人には鍛造が断然おすすめです
鋳造が向いている人(デザインや自由度重視)
・模様入りや個性的なデザインが好き
・手作り感や柔らかい印象の指輪がいい
・アレンジやオーダーメイドにこだわりたい
・見た目重視でデザインが気に入ったものを選びたい
デザイン重視の人は鋳造がおすすめです
ただ鍛造でもデザイン性が高い指輪も出てきていますし
鋳造でも品質の高いものもあります。
おふたりが“何を大切にするか”次第です。
・一生に一度だから、強くて長持ちするものにしたい
・毎日見るものだから、自分たちらしいデザインを大事にしたい
・特別な意味を込めて手作りがしたい
鋳造か鍛造かは“どう作るか”の違いです。
大切なのは
『どんな想いで選んだか』
『ふたりが気に入るものか』
というおふたりの気持ちが一番重要です。
アドバンスではおふたりのお悩みにもお答えします。
どう選んだらいいか等ゆっくりとお話しながらお伺いいたします。
ぜひお気軽にご相談くださいませ。